しまおのゲーム体験記

ハマったゲームのはなし、たまに別のこと

【ニーアオートマタ】過去作のおさらい、ニーアレプリカントの世界つづき

みなさまGWいかがお過ごしでしょうか。

 

しまおでございます。

 

前回の続き書いていくで。

今日はニーアレプリカントのお話。

真面目に書くけん出雲弁もでんかもせん٩( ᐛ )و

1-1ニーアレプリカントの世界、前回のつづき

 

少々自分なりの解釈がありますのでご了承を。

 

ここからは物語の時系列とは逆の解説になったりするので、ニーアレプリカント自体に興味を持った人はリンク先から動画を見るのをオススメします。

 

過去作気になる、鬼畜音ゲー、鬱展開大好き - shima_o’s diary

~2053年、ストーリーが始まる新宿の廃墟で主人公のニーアは妹のヨナをバケモノから守っています。鉄パイプで。

 

満身創痍のニーアはバケモノに負けそうになり近くにあった黒の書に触れます。この黒の書は触った者をゲシュタルト化するのですが、物語の導入部分ではチカラを与えるとされています。

 

ニーアはゲシュタルト化に適合し、黒の書のチカラを使ってバケモノを撃退。ヨナもまた、「おにぃちゃんを助けたい・・・」という健気な想いから黒の書に触れますが、適合しなかったためか体が黒く染まっていき、事切れてしまいます。

 

ここでヨナはゲシュタルト化した身体が崩壊体に近づいていることが示唆されます。

 

~時は進み1412年後の3465年、片田舎で子供の頃のニーアとヨナのやりとりに切り替わります。

 

この時点で生きている2人は1412年後のニーアとヨナではなく、魂を入れるための器レプリカント体です。

 

ゲシュタルト体とレプリカント体>

【 人類は、白塩化症候群に対抗するため竜の体から得た魔力の力で、人間の魂と体を切り離すことに成功しました。 

黒の書に触れた者は魂の形ゲシュタルト体となります。

器となるレプリカント体は魔素に感染しません。】

 

ゲシュタルト計画>

黒の書に触れた1412年前のニーアとヨナはゲシュタルト体として、3465年でもその魂が現存しています。

そのため、冒頭で登場した2人と、3465年から操作するニーア、ヨナ全くの別人なわけですね。

 

人類は、来たる白塩化症候群の終焉までゲシュタルト体として存在し続け、タイミングを見計らってレプリカント体に宿り人間の形に戻ろうと画策しており、黒の書は白の書と融合することで強制的にゲシュタルト体をレプリカント体に宿し人間に戻すという役割を担っています。

 

それまでの間、レプリカント体の管理・監視役としてアンドロイドがいるのですが、これがデボルとポポル。

歳をとらないので機械というのがわかりやすいです。

 

ニーアとヨナは5年後に成長しているのでレプリカント体はより人間に近いと言えます。

 

ここまでは人類が立案したゲシュタルト計画の概要です。

まだ続きます

 1-2人類絶滅、アンドロイド、ゲシュタルト体、レプリカント体の絶滅が確定

人間はゲシュタルト体になったため文明は崩壊。

世界は世紀末状態に、レプリカントは自我を持ち始め独自の文明を形成しはじめました。

 

そこに自我が崩壊したゲシュタルトの崩壊体「マモノ」がレプリカントの文明に押し入るようになり戦いが始まります。

 

白の書はレプリカント体のニーアに無理矢理起こされ記憶喪失、本来の役割を忘れレプリカント側に加担します。

 

また、マモノの王「魔王」の暴走を察知し、アンドロイドのデボルポポルはレプリカント体のニーアが魔王の元に行くよう仕向けます。

 

魔王はレプリカント体のヨナを連れ去りすでにゲシュタルト体のヨナを移していました。魔王は自分の体となるレプリカント体のニーアを待っています。

 

魔王自体はニーアのゲシュタルト人類で唯一自我が崩壊せず適合できたため特殊な魔素を出すことができ、1400年もの間機関に魔素を供給し続けています。

 

魔素の供給は全ゲシュタルト体の自我の崩壊「マモノ化」を抑える役割があり、機関にヨナをコールドスリープしてもらうための条件でした。

 

そして物語のラスト、レプリカント体のニーアは魔王を倒します。

いくつかポイント○があります。

 

○ヨナは、自我が芽生えたレプリカント体を憐れみ、自ら日光を浴び消滅。

 

レプリカント体のヨナは物語序盤で黒文病を発症していました。

 

○魔素の供給が断たれたことにより全てのゲシュタルト体は崩壊体になります。

 

レプリカント体はゲシュタルト体が崩壊体になると黒文病を発症するので、やがて死に至ります。治療方はありません。

 

○管理・監視役のアンドロイド、デボルポポルも倒されたので新しいレプリカント体も作れません。

 

○白の書と黒の書も消滅しているので魂が体に宿ることもありません。

 

○Dエンド(物語の最後)で主人公のニーアは皆の記憶から抹消されます。

 

このポイントを見ると、人類の滅亡が確定しているのがわかります。

ニーアとヨナも最後まで報われませんでした。

 

ニーアレプリカントはほんと悲しいストーリー。

でも音楽とかキャラが素晴らしくて作り込まれた世界観とストーリーも相まって本当によくできていた。

 

物語中で唯一生き残れる存在は実験兵器として存在した7号、エミールぐらい。

カイネもレプリカント体として元に戻るので黒文病で・・・

 

1-3ニーアオートマタに続く

これで世紀末が終わり、ポストアポカリプスのニーアオートマタへ移行するのがわかります。

 

まだ人類が存在できた時代。それをニーアオートマタでは旧世界と呼ぶそうです。

 

疑問が残っているのはニーアオートマタでアンドロイドが存在できる理由ですな。

 

月に逃げたという人類は一体何者?ヨルハ部隊に指示を出しているのは?

デボルポポルは生きていたのか。マモノになったゲシュタルト体やレプリカント体はどこに行ったのか。

 

次の記事からニーアオートマタのこと書いていくけん、画像も追加してくで!