【Horizon Zero Dawn】ストーリー解説〜主人公アーロイの生い立ち、使命とは〜
ども、ご無沙汰しちょります。しまおです。
中盤ぐらいまで進めて放置しとったホライゾンゼロドーン、新作も出たけん再開したんよ。
※いきなり物語の核心をつくところから書いていく&自分なりの解釈強め。
これからプレイする初見さんは↓こんなテンションになるかもだけん閲覧注意だで。
<ホライゾンゼロドーンとは>
2017年3月2日に発売されたキルゾーンでお馴染みのゲリラゲームズが開発したオープンワールド型のアクションRPGです。
その圧巻のグラフィックとゾイドに似た機械獣をモンハンさながら狩っていく様子から一世を風靡した知る人ぞ知る名作なのですが、マップをほぼ全て回ったのと機械獣の図鑑が埋まって満足し、積みゲーにしてしまったという残念っぷり、、、
2年の時を経て、DLC:凍てついた大地とともに手元に戻ってきました。笑
物語は機械獣の生態や不屈の勝利作戦の内容が語られる中盤あたりまで進めていましたが、内容はしっかり覚えています。
序盤は、父親のロストとの鍛錬や異端児と呼ばれたアーロイが自分の出生の真実を求めてノラ族から離れ、首都メリディアンに向かうところまで描かれますが、大きな展開はなく戦闘が続くので説明は省きます。
個人的にターニングポイントだったところから解説していきます。
〜機械獣の燃料が何から作られているか語られるシーンから。
<機械獣の謎>
1000年後の地球でも生き続けている機械獣は人の力を借りずとも独立した知性を持ち活動を続けています。
バッテリーやガソリン的な物はすぐに枯渇するはずですから不思議ですよね。
結論から言うと
「バイオ燃料」で動いています。
う〜ん、なんかパッとしない。
バイオ燃料、それすなわち
「有機生物から成るエネルギー源」
つまり
「生命あるもの全て燃料」
という鬼畜っぷり。
どのように有機生物が処理され燃料になるかは描写されていませんが、地球上のあらゆる生物が機械獣の燃料にされてしまった。というのが中盤あたりで語られるんですね。
もとは戦場で人力無しで戦える兵力として設計されたもので、コラプター・デスブリンガー・スワームあたりがこれに該当する機械だと思っています。オーバーライド不可なのも繋がっている気がします。
(オーバーライド:アーロイが持つ槍の能力で、機械獣を操ることができるハッキング機能のようなもの)
では、オーバーライドできる機械獣たちとは一体何なのか。
ここはゼロドーン計画の立案者でもあるエリザベト・ソベックが深く関わっていて、アーロイの出生の謎とも密接に繋がっています。
前述したデスブリンガーなどは見るからに「兵器」なのですが、ウォッチャーのデザインはなんだか恐竜のヴェロキラプトルに似ているような、トールネックはブラキオサウルスだったり、そのほかの機械獣も何らかの動物に似てる。
これらは皆、人類絶滅後、地球から生命がいなくなった頃にガイアの手によって創造された古代生物へのオマージュ。
我ながらちんぷんかんなので順を追って説明します。
事の始まりはゲームタイトルにもなっているゼロドーン。
作中ではゼロドーン計画と呼称され、ニュアンス的には「一からやり直す」と言った意味合いが強い、ゲームの根幹にもなっているキーワード。
<ゼロドーン計画とは>
まだ人類が繁栄を繰り返していた頃、テッド・ファロを据えたファロ社は軍事兵器として、コラプター・デスブリンガー・スワームを作りあげ、戦場に投下していました。
しかし、コラプターたちは自らの意思で暴走を始め、ファロ社はこの機械達を食い止めることが出来ず、科学者達に助けを求めるほかありませんでした。
身の安全と将来を保証された少数精鋭の科学者達は機械達が人類を滅ぼしてしまう前に打開策を作り上げるべくシェルターに逃げ延びます。
圧倒的戦力に為す術もなく人類滅亡までのカウントダウンが迫る中、科学者の一人、エリザベト・ソベックはゼロドーン計画を立案。
その計画内容は、
「人類、その他生物(有機生物すべて)が絶滅した後、更地になった地球上へAIであるガイアがテラフォーミングを行い、後世に繋がる新人類を送り出す。」
というもの。
(テラフォーミング:人為的に惑星の環境を変化させ、人類の住める星に改造すること)
軍事政府の筆頭、ヘリス将軍が決行した不屈の勝利作戦は、このゼロドーン計画までの時間稼ぎであり、科学者達の約束された将来というのは人類絶滅まで、向こう30年生き長らえる安全な生活スペースを確保できるだけというものでした。
ゲーム内に登場する人間、ノラ族などの部族はテラフォーミング後に送り出された新人類で、過去の知識が無いのはアポロ計画として蓄積された歴史資料が、テッド・ファロの手によって全て破棄されてしまったからです。
「新人類は無垢であるべきだ」という独断から実行されてしまった参事。
人類絶滅後は当初の予定通りエリザベト・ソベックが設計したAI、ガイアの手によりテラフォーミングが開始されました。
テラフォーミングのお手伝い係として創り出されたのが機械獣であり、ガイアは「絶滅した古代生物に悲しみのような慈悲に近い感情を抱いていた」ことから機械獣はあのようなデザインになったと考えられます。
しかし、テラフォーミングが順調に見えたのもつかの間、ガイアにはハデスというリセットプログラムの一端を担うシステムが組み込まれており、このハデスが自己意思を持ちはじめ再度地球を滅ぼそうとします。
その策略を阻止すべくガイアは自爆してしまい、機械獣たちは大地に取り残されました。
ハデスの機能により汚染された機械獣=禍ツ機は新人類を襲いはじめ、アーロイは何も知らずこの機械獣と新人類の戦いに身を投じます。
<アーロイの使命>
ガイアを再起動することができる唯一の人物、エリザベト・ソベック。
エリザベトの遺伝子情報を継承しているクローンその人こそが主人公アーロイであり、マスターオーバーライドでハデスを破壊できる人物なのです。
アーロイは自分の生い立ちから、自分が成し遂げなければならない使命を知り、ハデスに立ち向かうことを決意します。
物語は終盤にさしかかっていますがこれからどうなるのか、次回DLCの凍てつく大地まで辿り着いたらまた更新しようと思っちょうけん。
や〜面白いで、ホライゾン。